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コロナ詐欺にご注意ください。

本当に腹立たしい事ですが、この緊急事態に便乗した詐欺が横行しています。

その詐欺の中には士業の肩書を名乗り、「絶対にもらえる補助金がある」とか、「アルバイトの人でも開業届さえ出せば数百万近い補助金がもらえる」とか、「今はコロナのおかげで審査が甘いからどんな人でも申請しなきゃ損だ」など、ありとあらゆる甘言を囁いてその申請を代行してあげるとの名目で自分にお金を振り込むように要求してきます。

くれぐれも騙されないように気を付けてください。

今は緊急時です。
自分は冷静なつもりでいても、やはり通常時とは違います。
ネットでもウソの情報がたくさん飛び交っていて何が真実か見極めるのも難しいです。
そこへもってきて士業と名乗られれば信用してしまうことだってあるでしょう。

飛びついてしまいたいような情報が流れてきたときこそ一旦落ち着いて、その場での契約行為は絶対に行なわずに、まずは真偽を確かめる行動を起しましょう。

その人は本当に行政書士ですか?

『補助金を専門としている行政書士』と名乗る人物やその提携コンサル会社と名乗る者が出している、補助金や融資に関する不審な広告を私も何度か見かけています。

補助金申請を専門に行なっていて、政治的な何かにも強いパイプがあり、表には出てこない段階の内部情報を握っているのでこの人たちに頼めば確実に満額補助金がおりるだとか書いてありました。

本当だったらすごいことです。
私もぜひ頼みたい。
一般的には補助金に強い行政書士の先生にお願いした場合の採択率は8割程度ではないかと思います。

絶対に大丈夫と確信している内容のものしか受けない行政書士であればもしかしたら採択率100%の先生もいらっしゃるかもしれませんが、補助金は絶対におりるという性質のものではありませんし、絶対におりる等と言っていいものではありません。

普通の行政書士であればまずそういうことは言いませんが、中には営業トークで思わずそういうことを言ってしまう人もいるかもしれませんので、客観的に行政書士かどうかを判断する方法について今からお伝えしますので是非ご活用ください。

行政書士会の登録を確認する

その人が本当に行政書士であれば、日本行政書士会連合会に必ず登録されています。

行政書士証票を見せてくださいと言ってみましょう。
そして証票を提示されたら、日本行政書士会連合会のサイトにアクセスして、行政書士を探すのページで本当に登録されている行政書士かどうか検索しましょう。

証票だけなら偽造する人もいますし、そもそも一般の方は行政書士証票がどのようなものなのか知らないでしょうし、見ただけで真偽を判断出来ないと思います。
証票を見せられたからと言ってそれだけでは絶対に安心しないでください。

次のページで登録番号かフルネームで検索をかけましょう。
日本行政書士会連合会 ⇒ https://www.gyosei.or.jp/members-search/

注意事項として、氏名で検索する場合、旧字等は正確に入力しなければ検索できません。

旧字や難解な文字が名前に入っている人を検索する場合は、登録番号による検索がおすすめです。

『詳細検索オプション』という項目をクリックすると、下に色んな項目が開きます。
その1つめの『登録番号検索』のところを使い、証票に記載されている登録番号を入力してください。

大阪府行政書士会の会員番号ではなく、日本行政書士会連合会の登録番号を入力しなければ検索されませんのでお気を付けください。
会員番号は8桁の数字です。

会員番号は1人に1つしかありませんので、検索結果は1人しかヒットしません。
ここに出てきた名前が証票と一致しているならその人は行政書士だということになります。

もっと簡単に見分ける方法ないの!?

検索をかければいいのはわかったけど、もっと序盤で簡単に判断する方法はないの!?という思いはあるかと思います。
結論として、正確に判断するには書士会に照合をかけるしかありません。
ただ、もしかしたら怪しい人かもしれないという疑惑を持って接した方がいい人の特徴を挙げておきます。

  1. フルネームを名乗らない・事務所名だけ名乗る
  2. 名刺を渡してくれない
  3. 行政書士が直接クロージングしない

おおよそこれに該当する数が多ければ多いほど怪しい人だと考えた方がいいでしょう。

フルネームを名乗らないとか、事務所名しか名乗らないというのは明らかに行政書士会で検索されないようにするための逃げ道です。
本当に行政書士であれば皆様に名前を知ってもらうことが大切なのでフルネームを隠そうとする理由がありません。

名刺を渡さないと言うのも同様です。
役所での無料相談等の場合は個人の名刺を渡してはいけないというルールがある場合もありますが、それ以外で名刺をくださいと言われて断る理由なんてありません。

行政書士が直接クロージングしないというのは行政書士が経営しているコンサル会社みたいな体裁で勧誘を行なっている会社でよくあるケースのようです。
補助金に関する簡単なセミナーを行政書士が行ない、あとの営業は無資格の社員がする。

この場合は行政書士は本物である可能性が高いですが、本物であって詐欺に加担している場合であればあるほど名乗らないし名刺をもらえないようです。
資格を守るために当然の行為と言えるでしょう。

行政書士と詐欺師をめぐる様々な問題

行政書士を検索以外の方法で資格者かどうかを判断するのが難しいのにはいくつか理由があります。

本当に登録されている行政書士なのに、偽名を名乗る人を見たことがあります。
本当に登録されている行政書士なのに、名刺に住所の記載がない人はたくさんいます。
本当に登録されている行政書士なのに、事務所の電話が携帯番号だけの人もたくさんいます。
本当に登録されている行政書士なのに、問合せ方法がメールのみという人もたくさんいます。
本当に登録されている行政書士なのに、事務所を悪い人に乗っ取られて傀儡になっている人もいます。

私が実際に出会っただけでこんなにも、怪しい人なのかな?と疑わざるをえない行政書士がいました。
だから、結局は検索してみて本当に登録されている人かどうか確認するしかないという結論に至りました。
しかしこれも、顔写真があるわけでは無いので実際に登録している先生の名前を使って詐欺をしていると見抜けません。

万全を期すためには、もらった名刺ではなく行政書士会の検索に出てきた住所や電話番号に書いてある連絡先に電話するなり訪問するなりしてその人が本当にその行政書士なのかを確認する必要があります。
「先日〇〇にて名刺をもらった者ですが」と、電話をして確かめてみましょう。
話が通じなければ詐欺ですし、本人であればその人は行政書士です。

どうしてこんなに怪しい行動をとる人が多いのかについては、行政書士は自宅開業する人が多いからです。
事務所だけれど自宅だから、あんまり住所を晒したくない、電話番号を晒したくない、だから名刺やホームページに記載しないという発想の人が一定数いるようです。

偽名を使う人に関しては偽名を使われたとわかった時点で距離をとったので真意はわかりません。
行政書士であっても、その他どんな職業であっても、変な人もいるし犯罪者予備軍もいるでしょう。
その人が行政書士だったら安心して依頼して大丈夫ですとは言えません。

実際に悪い人に事務所を乗っ取られている行政書士事務所の話も聞きます。
私の知っている行政書士にも、悪い人に乗っ取られた結果廃業することになった人が居ます。

最終的には個人で判断していくしかありません。
だからこそ、絶対にその場で結論を出さず、契約行為は行なわず、しっかり調べて騙されないようにしてください。

少なくとも、行政書士会に登録があり、事務所のホームページがあり、顔写真が載っていて、その顔写真が実際にお会いした本人であればまともに仕事をしている先生である可能性が高いです。

対策可能な判断基準をそれぞれで持っていただいて、くれぐれもお気をつけいただくようお願いいたします。
行政書士の名を語る悪い人が1人でも駆逐されていきますように。。。