常識を疑え。

この仕事をしていて、これは常日頃から注意する習慣を身につけておかなければならないなぁと痛感することがあります。

それが<常識を疑う>ということです。これは、世間一般常識というのももちろん含まれるのですが、特に注意が必要なのは<自分の中での常識となっている思考>です。

世の中の共通ルールとして常識というものは設定されているはずですが、育ってきた環境や地域性、年代、性別、従事した職種等でも認識が大きく変わります。

同じ事柄でもお互いに、「これってこうするのが当たり前だよね」と思っている内容が全然違ったりするわけです。

 

当たり前のことだからわかるよねという前提でここの確認を怠ると後にこれがトラブルの種になったり、書類不備の原因となってきますので、こちら側が意識して認識のすり合わせをする必要性があるのです。

しかしこれがまた難しくて、あまりにも当たり前なことを細かく言葉に出して確認していく作業になりますので、「この人クドイなぁ」とか、「そんなん一々言わんでもわかるやろ!」とか、ひどい時には「こいつ馬鹿にしてんのか!!」みたいな話に発展もしかねないのですね。。。

 

どのくらいの距離感でどの程度の確認をどの段階でしていくべきかというのはまだ試行錯誤中ではありますが、現時点での結論は、<注意はしすぎるぐらいでいい>です。

クドくてお叱りをうけることはあるかもしれませんが、それは私が叱られれば済むだけのことです。

不備やトラブルが起これば相手の方にまでご迷惑を及ぼす場合もでてきます。

だったら今はクドいぐらいにして叱られようと、簡単に言えばそういう思考経路ですwww

もっともっともっと経験値を積めばもっといいやり方も見えてきたり、感覚で掴める部分も出てくるとは思いますが、今は地道にやるしかありませんね。

 

物販の営業をしていた時は目の前に商品があり、それには決まった値段があり、買うか買わないかだけの選択をしていただく作業だったので全てが明確でした。

でも今私が取り扱っている商品は権利義務という概念です。明確なことの方が少ないからこそ、上手く相手方がその形を把握できるようにお伝えする訓練を日々しなくてはなりませんね。

そのためには日常から言葉や表現には意識を持って選択し、発言するようにしていかなくてはと思います。