飲みニケーションは必要か?

5月も後半となり、4月開業された方は初動の反省と改善を、まだ開業準備をされている方はそのための準備を必死にされている事と思います。

また、4月に初めて就職した方や転職を行なった方も、慣れない職場でこれから自分がどのように働いていくべきか、考えるゆとりが出来たり疑問がわき始める頃でもあるかと思います。

その中で今も昔も気になるのが『飲みニケーション』かと思います。

昔はあって当たり前であり、絶対に参加しないとマズイもの、であった飲みニケーションですが、今は随分と様子が変わり、そもそもそんなものが存在しない会社や、表向きは断ってもいいとされている集まり等もあり、ますますどうしたらいいのかわからなくなっていますね。

 

お勤めされている方であれば、その会社の社風に大きく左右される問題ですので、話しやすい先輩を見つけたら、ぶっちゃけ行かないとマズイですか?と一度正直に聞いてみるのがいいかと思います。

良い先輩ならその会社内における飲みニケーションの本音と建て前をしっかり教えてくれると思いますw

では開業された方はどうでしょうか?もう一国一城の主ですから、自分で判断するしか無いので迷いますよね。

営業のためには色んな所へ顔を出すべきなのだろうか。それは本当に仕事につながるのだろうか?そもそもお酒があまり得意ではないんだけど。などなど。。。

特に私に来る開業準備者や開業者からのご相談は家庭や子育てがあるので夜のお付き合いはしんどいというものが多いです。

ですのでここでは、『私はどう動いて、どういう結果になったか』という事について書いていきたいと思います。

 

 

 

開業準備期間(初期)

私はこの段階では結婚はしていましたが子供はいませんでしたので積極的に飲み会へ参加しておりました。

行政書士として開業するという事をまず認知してもらわなくては始まらないということと、そもそも行政書士が何をする人かをあまりにも世間が知らないという事があったので、営業営業した感じでなく気軽にお伝えするには飲みの場が良いと思ったからです。

また、専門業務を決めずに開業するという作戦だった事もあり、色んな業界の方の話が聞きたかったので、出来る限り広い範囲で様々な業種にお勤めの方や、事業を行なっている方の話を伺わせていただく機会を作るため、自分から積極的に飲みに行きましょう!とお声掛けをしていました。

ですので、お相手や場所や会の種類を問わず、スケジュールが合えばほぼ参加という動きでした。

主なお相手構成は、 見込み客→異業種→同業の先輩と同期→親戚→友人→知人 といった感じでした。

 

開業準備期間(後期)

初期に積極的にお話を伺って、どんな業界にどんな需要があるのか、自分はどういったお手伝いが出来るのかというのが明確になっていたので、開業直前期には今後も付き合いたいと思える方からのお誘いに限って飲みに行くようになりました。

それ以外の飲みのお誘いは「今は開業直前でバタバタしておりますので、開業後の7月以降にまたお誘いいただけると嬉しいです」とお伝えしてお断りしていました。

ただその時に飲みに行く相手が欲しいだけの人であれば、そうお伝えしておけばもう誘ってくる事はほぼありませんからねw

良識のある社会人の方は、相手が開業した後に飲みに行こうと自分から再度声をかけるという事の意味を知っていますから。

仕事は関係なく人として付き合いたいと思えるお相手にはその旨をお伝えして、今は本当に忙しいだけだからまた誘ってと言っておきましょう。落ち着いた時に自分からまた声をかければいいだけの事でもあります。

 

開業後

開業後は実務を行なっておりますので、勉強や処理の時間も多く必要となり、また、慣れていないので依頼者様との打ち合わせの回数が多かったり時間も長くかかったりしていたので、実際にお仕事をいただいている方や、協力してその業務にあたって頂いている提携先様と業務終わりに飲みに行く事は多かったですが、あとは見込み客からのお誘いのみ参加していました。

異業種交流会等もこの頃は少しだけ参加しましたが、飲み会ではなく、セミナーや名刺交換メインの時間の決まった真面目な会にしか参加していません。

開業1年後に妊娠がわかったので、妊婦の間にまた出来るだけ色んな飲み会に顔をだして、「出産後は夜は来れないと思いますので、子連れになりますがご迷惑でなければランチ会かお茶会で誘ってください」とお伝えしておきました。

出産後は自分で子供を見ながら仕事をすることが決まっていたので、子供が嫌いな方や、小さい子供のいる女なんかに仕事は任せられないという思想の方が私を選択肢から外しやすいように、あえて妊婦である事をお伝えし、今後の方針についても話しておくべきだと考えたからです。

飲み会の場でこれを行なう事で相手側が子持ちの女性が働く事についてどういう風に考えているのかを知るいい機会になりますし、知っていれば今後の業務の回し方についての対策がとれます。

幸いなことに、小さい子供が居ても業務に支障を出さないのであれば関係ないと考えてくださる方はそのあたりをちゃんと聞いてくれましたし、積極的にこちらのスケジュールに合わせてくださる方もいらっしゃいました。

自分から今後どう業務を回していくのかを明確にお伝えしなくてはお相手からは聞きにくいものなので、小さいお子様がいる方は最初にきちんとご説明を差し上げる方が誤解や混乱を生まずに済むと思います。

 

結果として

飲みニケーションをたくさん行ない、また、たくさん断った結果として私自身が体感した事は、ものすごく普通の結論になりますが、『飲みニケーションを行なうべきかどうかはお相手による』という事です。

ただ飲み相手が欲しいだけの人といくら飲んでも仕事にはなりません。時間とお金の浪費をすることになりますが、タイミングが合えばその雑談の中から仕事になることも、良いヒントを得る事もあります。

根本的に自分も飲み会の場が好きだという方は趣味を兼ねて行けばプラスが多く、苦手な方にはマイナス要素の方が多いのかなと思います。

また、飲みニケーションの出来る人間としか仕事をしない!という思想の方も一定数いらっしゃいます。そういう方の飲み会を断ると仕事は確実に飲みに行く誰かにいつかはとられます。

こういうお相手の場合は、毎回無理してでも飲み会に参加してまで欲しい仕事かどうかの見極めが必要ですね。

そして、ほとんどの場合は、夜の飲み会ではなくランチ会やお茶会に振り替えても支障は無いというのが私の見解です。

大抵のお客様や取引先様の場合はコミュニケーションがとれさえすれば良く、そのきっかけとして食事=飲み会という図式になって声をかけていただく事が多いだけなので、夜の食事でも無理に飲まなくてもなんとでもなりますし、夜が難しい場合はランチに誘えばいいんです。

行ける場合は行く、行けない場合はその理由と代替案の提示。それさえしっかりしていれば後は勇気を出して断ってみれば案外うまくいきますよ。

もっとも大事なのはたまの飲みニケーションどうこうではなく、日ごろのマメなコミュニケーションによる信頼関係の構築です。

飲みニケーションは必要か?” への1件のフィードバック

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