行政書士試験まで、早いもので残り30日となりました。
今年の1月に子供の頃から共に育った最愛の犬を失い、これから自分はどう生きていくのか、家庭と仕事、そして子供のこと。。。たくさん考えました。
もともと私は結婚をする気は無かったので、ずっと仕事をしていくものだと当たり前のように考えていました。そのために、生涯の仕事として最終的に何を選ぶのか?それだけを考え、探していました。
そして今の旦那様と出会い、もしも自分が人生の中で結婚というものをするのならこの人でなければしない、出来ないだろうという根拠のない確信が自分の中にあって、衝動的と言ってもいいぐらいの感じで精神革命が起こり、結婚に至りました。
旦那様はいつでも私を尊重してくれているので、結婚後も独身時代とほぼ変わらぬライフスタイルでしたし、既に愛犬は高齢の上、心臓の病があったのでいつ何があっても対応出来るようにしていたいという想いから、仕事は定時の仕事に切り替え、旦那様と話し合った上で愛犬が存命の間は子供は儲けないと決めていました。
だから、結婚自体は私にとって何かを変えたり考えたりするきっかけではなかったのです。
そして闘病の末に愛犬が亡くなって、危篤状態になった時から会社を辞めていた私は専業主婦になりました。
専業主婦になってしばらくは体調を壊していたのでただただ休んで家事だけを行っていましたが、体調の復活に併せて、これからどうしようという課題が見えてきました。
一番大きかったのは再就職のことと、子供のことです。
仕事はしていたい、でも今までのように営業の仕事では家庭とのバランスをとるのは難しく、また、子育てとの両立はほぼ不可能に近い。→子供か仕事かを選ばなくてはいけないのか?という思考の闇に囚われていて答えが出ない日々が続いていました。
もともと子供というのは産むつもりでいても授からないことも多々あるわけで、そういったことに苦しんでいる女性を何人も見ていましたし、私自身病気のせいで妊娠は難しいかもしれないと医者に言われています。
そんな状態で子供を授かることを前提に人生の選択肢を決めることは出来ない。でも、もし授かった時に環境が無いから産めないなんてことは絶対に嫌だ。どちらも諦めないで済んで、生涯の仕事として自分が納得できるものを探そう。
そう思い立ってからは早くて、色々調べたり、様々な職業の方に直接話を聞いたりして「行政書士」という職業に就きたいと決めました。
そして勉強を始めた3月。
あっという間に時間は流れ、まだまだ時間はあるから大丈夫と思っていたのにもうゆとりはありません。この7ヶ月の間にも色んなことがあり、どうしても頑張れなかった時や、ただ怠惰であった期間もありました。
あの時も頑張れていたらと全く思わないわけではないですが、後悔していても仕方ありません。
これから残された時間、自分にできることを精一杯やって、最後の1ヶ月はちゃんと頑張れたと胸を張って言える自分を目指します。
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