IT導入補助金。

当事務所の提携事業者さま(当事務所のHPの運営管理を行なってくれているところ)がこのIT導入補助金に係るお仕事を請けており、最近この話になったのでちょっと書いてみようと思います。

相当にざっくりと説明いたしますと、『一定の要件を満たした事業者が、労働生産性の向上を目標とした計画でITツールを導入する際に補助金を出しますよ』というものです。

その導入するITツールも好きなものを好きな会社と勝手に契約して良いものではなくて、認証を受けている事業者のもののみという縛りがあったり、それを導入することで何パーセント以上の利益が上がるという計画が第三者から認証されていなくてはならなかったり、セキュリティ強化に関する項目をいくつかクリアしなければならなかったりなどなど、本当に様々な条件や注意事項があります。

たまに、HP制作会社さんが補助金でHP作っちゃいましょう!とか簡単に言ってるところもあるようですが、そういった営業を受けた場合はその申請は誰が行なうのか、HP制作会社が請け負うと言った場合は書類だけなのか第三者認証等付随する全ての工程を行なってくれるのか、その費用はどれくらいかかるのか、そして何よりも採択実績をしっかり確認した方がよさそうですね。

この補助金は本人申請でサクっと補助金が出るようなシロモノではございませんよ(^^;

 

そもそも自分が作りたいと思っているHPの内容がこのシステムを導入する必要のあるものなのかの検討も重要です。

広告看板代わりのHPであれば、採択されるかどうかもわからないこの補助金を使うために高いお金を出してシステムを組んだHPを作るよりも、そもそもお手出し金は発生するのでその金額で収まる内容で普通にHPを作るのも一つの判断かと思います。

もちろん、戦略的にITツールの導入が必要である場合は積極的にこの補助金を狙いに行くのはいいと思います。

採択されれば大幅に経費を節減して良い物を作り、その後の生産性も上がるなんて言う事無しですからね!

 

行政書士としても補助金や助成金の申請をお手伝いさせていただく機会は様々ありますが、補助金や助成金を申請する前に必ず『本当に必要か』『なんのために必要なのか』の2点はしっかりと固めておいた方がいいと思います。

たまに、もらえるもんならもらいたいから申請しちゃってよ先生~みたいな感じでご相談に見える方がいらっしゃいますが、そんな内容ではいくら申請した所で残念ながら採択されませんよ。。。

なんかわかんないけど良いようにやっちゃって~という助成金や補助金の申請は、よっぽど条件が整った事業者及び事業内容でもない限り、怖くてご依頼を請けられませんw

お互いにとってより良い選択をするためにも、『本当に必要か』『なんのために必要なのか』をしっかり考えた上で一度ご相談いただき、それを実現するためにはどうしていくべきかを一緒に考えるのが助成金や補助金申請における行政書士のお手伝いの1歩目ではないかと私は考えています。