支部長挨拶。

私たち行政書士は行政書士として活動するために、<日本行政書士会連合会>通称、日行連と呼ばれる団体に登録しなければなりません。これは強制加入団体です。

ここに登録すると同時に、各都道府県にある<単位会>というものに登録されます。私の場合は大阪府に事務所がありますので<大阪府行政書士会>が単位会にあたります。

そしてその大阪会の更に下に16の支部があります。事務所の所在地により自動的に振り分けられる支部会が基本的に、行政書士が行政書士会としての活動をする場となります。

大阪会だけでも登録者数はかなりの人数になるので小さい団体にすることで管理をしていくシステムですね。

このシステムに組み込まれるために、行政書士は登録証授与式が終わると自分が所属することとなる支部の支部長さんのところへご挨拶に行き、いわゆる<金看板>というものを頂戴する決まりになっています。

 

というわけで支部長さんにアポイントを取り、今日ご挨拶へ行って参りました。

電話で話した雰囲気では親切に道のりを説明してくださり、とてもきさくな感じだったのでそんなに緊張せずにお伺いしたのですが、なんと元警察官とのことでナカナカに威厳がありました!

警察を退職されてから行政書士の仕事をもう10年もされているとのことで、行政書士として活動したての頃の話や、現在の活動状況などを話してくださり、色々とアドバイスも頂けました。

支部としての活動に参加することで横の繋がりができ、それが仕事につながったり、知識を得る場になるから積極的に参加した方がいいと仰り、そして支部の運営委員をやらないかと誘われました。。。(運営委員は支部長の推薦で決まるのだそうです)

支部の活動に参加する意義というのは分かりますし、私もまだ支部会にどんな方がいらっしゃるかも不明な状態なので、参加できることは出来るだけしようと現時点では考えています。

ですが、直近の予定を聞いただけでも月に1回以上の集まりがありそうな雰囲気で、更に運営委員となるとそれに付随する雑用ももちろんしなくはならないと思います。そうすると動きに制限が付きますよね。。。それは私の事務所運営スタイルには合わないなと。。。

今一緒に活動している仲間との仕事や、新規営業に対しては出来る限りフットワークを軽くしていたいんです。

そうでなくても書士会の行事で絶対参加のものがあったりするのでそれに加えて支部の仕事となると、私には母の食事担当という役割もありますし、もちろん結婚していますので自分の家の家事もあります。

 

あれもこれもやると言うのは簡単ですが、どこにも迷惑はかけられないとなるとこちらで最初からきちんと決断する勇気が必要なのかなと思いました。

そういうわけでもしまた正式に運営委員の依頼がきた場合は申し訳ないですがお断りしようと思います。

この決断が道をわけることもあるのかもしれませんが、事業主というのはいつでも自分で決断していくしかないですからね。どういう決断をするにしても常に前向きにトライ&エラーを繰り返して少しでも前に進めればいいと思います。