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行政書士試験に合格するには。(直前期編)

ここでは試験1ヶ月前を直前期と定義します。直前期の過ごし方については人それぞれのパーソナリティによって、良い過ごし方というのは大きく違うと思いますのでお勧めの過ごし方ということではなく、ただ<私個人はどのように過ごしたか>ということに焦点を当てたいと思います。

 

詰め込み教育世代の私は短期間であれば集中して暗記をするのが苦手な方ではありません。ですので暗記系科目(憲法の統治・情報3法)は1ヶ月前になってからぶつぶつと呪文のように条文の読み込みを毎日行いました。

行政法の条文(色分けしたもの)も、こちらは各制度の違いに意識しながら読み込みました。

条文の読み込みに疲れたらタクティクス行政法を1問2分以内で解くことに注意して20分のアラームをセットし、10問ずつ解いては解説を読むということを頭がぼーっとするまで何セットも繰り返しました。

ほぼ一日おきで13時から16時は市販模試を家で実際の試験と同じ方式にのっとって行い、模試の解説を読んで理解の足りない論点をテキストで復習、暗記の精度が低い論点を条文にチェックし、読み込む時に注意できるようにしました。

家では憲法・行政法・情報3法をメインで学習しているので外出時等は会社法をまとめたノートや地方自治法の改正点をまとめたプリントを持って出かけ隙間時間に読みました。また、タクティクス行政法をコピーしたものを持ち歩き(原本は重すぎるので)、とにかく1問でも多く問題数をこなすようにしていました。

民法に関して言えば直前期を迎えるより前の段階で集中して勉強を済ませていたので(行政法が崩壊して全くダメだった時期に民法を勉強しまくった)直前期には民法はもう勉強しなくても大丈夫という自信をつけていたので模試の復習以外はこの時期は私は学習していません。

気分が落ち込んでいたり、疲れて全然勉強に集中できない時は、すっぱりと諦めて宇宙兄弟か進撃の巨人を見ました。この2作品は全く別角度から私のやる気を奮い立たせてくれ、机に向かう力を十分にもらってからしっかり切り替え、勉強を再開します。

勉強中は基本、ずっとチョコレート(チョコ菓子はダメ)を食べてソイラテ(自家製)を飲んでました。

どうしても眠くなったら30分のアラームをセットして無理せず仮眠をとりました。その際は「勉強したことは睡眠中に脳に定着するから、勉強したらちゃんと寝た方がいんだよ」と自分に言い聞かせ、不安や罪悪感に襲われることはないように気を付けていました。

夜、就寝する時には電気を消してから布団の中で試験当日のシュミレーション(良いイメージのみ)をしたり、合格したら何しようという楽しいことだけを毎日考えて眠りました。ちなみに考え過ぎて目が覚めてしまった時はまた眠くなるまで条文を読みます。条文を読んでればいつか眠くなりますwww

余分な運は使わないように極力気を付け、「自分は今、運が非常に溜まっている最高の状態だ!」と根拠のない自信を強く持つように努めました。

 

私が実際に毎日意識して行ったのは以上のことです。どれも私の性格・スペックに合った戦術を私なりに勉強しながら考えた結果で、直前期になったらやろうと決めていたことをただ実行しただけです。

直前期だからといって特別に焦ったり無理をしたりはしないということには気を配っていたので、受験パンカーになることもなく、日々苦痛を感じたりすることもなく試験当日を非常にニュートラルな状態で迎えられたのは良い結果に結びついていると思います。

今までずっと努力してきたことがこの1ヶ月で崩れ去ったりなんてしません。だから勉強を始めた時と同じ気持ちを持ち続ければいいと思います。自分が重ねた努力の量は自分が一番知っているんですから。