事業継続力強化計画にかかる認定がおりました。詳しくはこちら

合格者講習会で講義をします。

今度、自分が通っていた予備校で合格者講演会なるものが開かれることになり、同期合格者がそれぞれ別日に交代で2時間程度の時間を担当することになり、私はその1回目の担当となりました。

引っ越しで忙しく、また、教材の全てをすでにもう引っ越し準備で梱包してしまっているのでちょっとやっかいではありましたが、自分の担任だった先生から頼まれていたので快く引き受けることにしました。

先生はすでに授業で私の話をしているらしく、同じように途中から予備校に来て勉強を始めたばかりという境遇の方がとても私に興味を持ってくれているのだそうです。

 

その講演会に伴って、一体何を話すのが今勉強を頑張っている人、これからやってみようかと興味を持っている人にとって有意義なのかをここ数日考えていました。

行政書士試験についての話なら多年受験生もいらっしゃるので直接話す機会も多くあるだろうと思われるので、合格者である私だからこそ話せることに焦点をしぼって考えるとやはり<どのように合格を掴んだのか>という点につきるのだと思います。

さらに細かくわけると勉強方法だとか、スケジューリングとか、モチベーションの保ち方とか、自分が特別に行っていたこととか、そんな話になるのかなぁと思います。

これが難しいんですよね。。。予備校メンバーと話をしていても精神面では私は浮いていたので共感は得られないだろうと思うのです。

例えば<モチベーションが下がったらどうやって上げますか?>という話題の時もみなさん色々と試されて努力したお話をするのですが、私は違います。

モチベーションが下がれば勉強は一切しません。これを言うだけでもみんなドン引きだったし、まさかそんな奴が受かるとはみんな思ってないようでしたし。。。

夫にこの話をすると、サッカーの遠藤選手が同じことを言っていたよ。と、その時の遠藤選手のエピソードを話してくれて、私はすごく共感したのですが、夫は遠藤選手は自分とは違う人種だと感じたと言っていました。

それと同じで、私が講演会で何を話してもそこでそうやって線を引かれてしまうと無意味だと思うのです。どうすれば共感までには至らなくても自分も取り入れてやってみようとか、そういうやり方があるなら自分にはこういうやり方が合うんじゃないかとか、なんらかのフィードバックを起こして前に進む力にならなくてはと。

 

そのためにはやはり話し方ですよね。。。

私はあまり多くの言葉を用いて説明するタイプではないので要点を短く伝えがちなのですが、それだと冷たい印象にもなるし、その言葉の本質が伝わらないこともあるので言葉の意味を説明する文章を前後に挟んで話すようにしないとなぁと考えています。

「モチベーションが下がったら一切勉強はしません」ではなく、

「モチベーションが下がった時は無理に勉強しても時間がかかるだけでどうせ身につかないので、割り切って気分転換の日として好きなことをして遊んで過ごして、すっきりした状態になったらまた思いっきり勉強するようにしています」と説明できればちゃんと伝わるのではないかと。

初期の気持ちなどを思い出すのにこのブログは非常に役立ちました。初期のブログを読み返すうちに自分がどういうことで不安になったか、どういう躓きかたをしたのか、鮮明に思い出されました。

そういうことも考慮して、できる限り今の受験生の気持ちに寄り添ったお話ができるように今から頑張って資料を作りたいと思います。